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窓・サッシの種類・考え方

そもそも窓はサッシと呼ばれる枠の部分とガラスで構成されています。

窓は外観面積全体の約2~3割を占めており、外観イメージはもちろんのこと、デザインやインテリアの大切な要素です。種類やデザインはとても多く、それぞれの窓の特徴を理解した上で選ぶことがポイントです。また、デザイン性だけではなく、採光・通風・換気などの機能面を兼ね備えたものを選んだり、防音・防犯などへの配慮も忘れずに。

サッシの種類

アルミサッシ

一般的に最も普及しているサッシです。柔らかい素材のため複雑な形状のサッシも作れ、気密性、耐久性ともに優れています。軽いので開閉が楽な点も魅力のひとつです。サビにも強い素材ですが長期間埃などが付着していると腐食してしまうこともあります。

樹脂サッシ

硬質塩化ビニール樹脂のプラスチックを主な材料としてできた窓枠です。断熱性に優れているため、結露を防ぐことができるので寒冷地で多く使用されています。アルミよりも強度が弱いので、厚みのある構造になります。また、価格はアルミより高めです。

木製サッシ

アルミサッシの普及で木製サッシは激減しましたが、他の素材にはない温かい質感や手ざわりで根強い人気があります。反りや狂いが出ることが難点でしたが、木材を充分に乾燥させたり、特殊な構造で気密性などを高めた製品も登場し、高価ではありますが徐々にその数を増やしています。

複合サッシ

室外側にアルミ、室内側に樹脂や木を組み合わせるなどしたサッシです。アルミサッシの結露し易いという欠点を、室内側のサッシを樹脂などの熱伝導率の低い素材にする事でカバーしています。それぞれの素材の特徴を活かした製品が出ています。

ガラスの種類

フロート板ガラス(透明ガラス・単板ガラス)

もっとも一般的な平板のガラスのこと。平面が平滑で歪みがなく、透視性や採光性に優れています。窓や建具、鏡などに用いられています。

すり板ガラス

フロート板ガラスの片面に摺り加工を施した不透明なガラスです。

型板ガラス

「くもりガラス」に代表される、ガラスの片面に型模様をつけた不透明なガラスです。光を通しながら視線を遮ってくれるので、近隣や道路からの視線が気になる場所、浴室やトイレなどで使われることが多いガラスです。

網入りガラス

ガラスが破損しても破片が飛び散らないように、金属の網を封入したもの。炎に強いのが特徴で、火災の際の延焼や類焼を防ぐ効果を持つものです。割れたときにガラスが落ちにくく音がしないので、防犯効果には期待ができません。

強化ガラス

フロート板ガラスを高熱処理、急激に冷やして作るガラスです。熱にも強く、割れても破片は顆粒状になるため、大ケガとなる心配がないので安全性は高いといえます。窓だけでなく、ガラス入りの玄関ドア、室内扉や収納扉などでも用いられています。

真空ガラス

2枚のガラスの間に真空層を設けたガラスです。真空層が薄いので、1枚ガラスを使っているアルミサッシにも、ガラス交換だけで簡単に装着できます。断熱効果を高めるほか紫外線を大幅にカットしてくれます。

Low-Eガラス

2枚のガラスの間に、乾燥した空気の層を封入して、ガラス表面に特殊な金属膜をコーティングすることで熱の伝達をし難くしたガラスです。住宅の場合、多くは複層ガラスと共に採用されて、その取付け方法により外からの熱を遮る「遮熱タイプ」と、部屋の中の熱を逃がし難い「断熱タイプ」に分かれています。

合わせガラス

2枚以上のフロート板ガラスの間に、柔軟で強靭なフィルムの中間膜をはさんで加熱・圧着させたガラスです。厚めの中間膜を使用することで、突き破るのに時間がかかり防犯性に優れる「防犯ガラス」や、遮音効果のある中間膜を用いた「防音ガラス」などに代表されます。

窓の形状

引違い窓

日本では最も一般的に使われている形で横引き窓の一種です。ガラス面積が大きく開閉面積が大きいので、明るい空間となります。もともとの断熱性と遮熱性は低いものの、断熱性能が向上したサッシを使用すれば、その欠点をカバーすることもできます。

はめ殺し窓

主に採光のために取り付ける開閉できない窓です。フィックス(FIX窓)とも呼ばれます。形は角型や丸型などさまざまで、デザイン性に富んでいます。

外開き窓

左右どちらか軸にして一方に開く窓です。通風・採光に有効なうえ気密性もよい為、横幅が狭い窓に多く使用されています。片開きと両開きがあり、両開きタイプは洋風の雰囲気によく合います。

内倒し窓

窓の下を軸に、部屋の内側に倒すタイプの窓のこと。主に、キッチンや水まわりの天井近くや手の届きにくい場所に用いられています。同じような形で外側に開くタイプは外倒し窓となり、排煙窓として使われています。

滑り出し窓

窓枠の左右の溝に沿って動くのが滑り出し窓です。滑り出し窓はサッシの下側が外に向かって開くので、雨が吹き込まず通風を確保することができます。機密性に優れ、断熱性能を高めた木製サッシなどによく採用されています。

折りたたみ窓

窓を全開にできるので、リビングとデッキ・テラスなどのアウトドアスペースを一体化させたい場合などに適しています。両側にたためるものを両折れタイプといいます。

上げ下げ窓

北米や北欧などで親しまれているタイプです。ハングウィンドウとも呼ばれており、上下2枚とも動くダブルハングが一般的。片方だけが動くタイプはシングルハングと呼ばれています。2枚が同時に動くタイプは上下からの通風が可能。気密性が高いこと、壁の厚みで開閉ができるので省スペースになることが特徴です。

ルーバー窓

水平に重なった複数の細長いガラスの羽を、ハンドル操作で角度を変えて開閉する窓です。ガラリ窓やジャロジーとも呼ばれています。通風量が多いのがメリットですが、気密性能や防犯性能は低いため、設置する場所には配慮が必要です。